結局アイルランドってどんなところ?ダブリンってどんな街?
どうも、SHIMPEI(shimpei_33)です。
在住が長くなればなるほど、アイルランドやダブリンでの生活についてお話する機会が多くなってきました。とても喜ばしく光栄なことであると同時に、より深く、いろんな角度から知ってもらう方法はないかなと、常々考えています。
僕自信、渡航前にアイルランド情報を探していましたが、メディアでアイルランドが紹介される機会は非常に少なく、どんな場所なのかという雰囲気が掴みにくかった記憶があります。これが同じヨーロッパでも例えば、イギリス、フランス、イタリア、スペインとなるとなんとなくイメージが湧きますが、アイルランド…と聞いてもやっぱりパッと出てこないんですよね。情報や概要は並べることができても、「で、結局どんなところ?」となってしまいます。
そこで今日は、日本にいながらアイルランドのイメージを掴むための方法や、おすすめしたい書籍やメディアをいくつか紹介いたします。アイルランドを留学・旅行先として考えている方の参考になれば幸いです。
1.写真や文章でアイルランドを知る
SNS、個人ブログ・メディア等でアイルランドのことを知れる機会は随分と増えましたが、個人的に一番のおすすめは塩谷舞さんのmilieuのアイルランド紀行です。何度も何度も読み返した、大好きな紀行文です。まだ読んでいない方はぜひ、読んでみてください。
Instagramでも美しいアイルランドの風景やダブリンの何気ない日常はたくさん見つかりますよね。中でもantppeさんの写し出すダブリンは、めっちゃ素敵です。とらえどころのないダブリンの空気感をとても美しく表現されています。
2.アイルランド関連本を読む
実際に読んで参考にしたアイルランド関連本の中から、おすすめのものを二冊厳選しました。
『愛蘭土紀行』司馬遼太郎 著
これを読んだ上で陽気なアイリッシュ達と絡むと、なんだか涙が出そうになります。紀行文学としても最高傑作の一つと言われる本書、一読の価値どころか、何度も読める名著中の名著。
『アイルランドを知れば日本がわかる』林 景一 著
元在アイルランド日本大使として駐在した著者による本書、アイルランドの入門書としておすすめです。歴史や文化、国民性などが他国や日本との比較を通してわかりやすく語られています。
3.アイルランド・ダブリンが舞台の動画・映画を見る
大学生や社会人向けの留学生説明会や、中高生や親御さん向けのアイルランド留学説明会などでもよく紹介する『Ireland in 60 Seconds 』は、観ているだけでワクワクします。他にも『Dublin in 60 Seconds』は7年も前に投稿された動画にも関わらず、現在のダブリンの雰囲気や魅力、活気が伝わってきますよ。
アイルランドが舞台の映画といえばやはりダブリン出身のジョン・カーニー監督の2作『Once ダブリンの街角で』と『シング・ストリート』です。これからアイルランドに来たい人だけでなく、ダブリンに住んだことがある、という方にもオススメです。
4.日本のアイリッシュパブ・レストランに行ってみる
アイルランドはパブの国です。
アイルランドとは遠く離れた日本にも、実は結構な数のアイリッシュ・パブがあります。検索すれば、皆さんのいる場所からそんなに遠くない場所に1件や2件あると思います。ぜひ足を運んでギネスを一杯飲んでみましょう。もしかしたらたまたま日本へ旅行に来て飲んでいるアイルランド人達と友達になれるかも?
また、アイルランド郷土料理レストラン「巨人のシチューハウス」では日本ではなかなか食べることのできないアイルランド伝統の料理を楽しめます。オンラインストアでもアイルランドならではの料理が注文できます。これは嬉しい。
5.『I love Ireland Festival 』に参加する
毎年3月に行われる『I love Ireland Festival』に参加してみるのもありですよね。アイルランド伝統行事のセントパトリック・デーにちなんで行われる東アジア最大級のアイルランド関連イベントです。残念ながら2020年3月開催は中止となりましたが、2021年の3月、代々木公園にぜひぜひ足を運んでみてください。オールアバウト・アイルランドなお祭りです。毎年ボランティア募集もあるようです。
まとめ:アイルランドは楽しいの?
以上、「アイルランドってどんな場所?」という質問に答えるべく、日本でアイルランドの雰囲気を味わえる方法をいくつか紹介してみました。上記の方法を通して少しでもイメージを掴む事ができたなら、嬉しいです。
「どんな場所?」ということ以外にも「アイルランド生活、楽しいですか?」という質問もよくいただきます。一言では答えづらいですが「すごく居心地いいですよ!」といつも答えています。2020年現在、在住6年になりますが、まだまだ新しい発見はありますし、日々アイルランドの人々の優しさに感謝しています。数ヶ月〜1年ほど滞在される留学生や数日間のみの旅行者の満足度も比較的高いと思います。まあ百聞は一見にしかずですので、ぜひ一度訪れてみてください!