ロックダウン解除段階に入ったアイルランド、ダブリンの街を歩く。 【フェイズ3】
2020年5月18日より、アイルランドでは段階的なロックダウンの解除が始まっています。解除段階の詳細は当ブログ記事『アイルランド新型コロナウイルス感染症(ビザ・学校等)情報まとめ』をご参照ください。
そして先日の6月29日から解除段階は新たなフェイズへと移行し、早速街へ出てみました。今回はパブが解禁!とのことで、リ・オープン初日のパブの様子をご紹介します。
※パブの再開はレストランとしての利用であれば…という条件付きの再開です。したがって、無条件ですべてのパブがオープンしたわけではないのでご注意ください。 パブの全面解禁はフェイズ4(8月10日〜)が予定されていましたが、延期が発表されています。
参考:
ロックダウン解除段階に入ったアイルランド、ダブリンの街を歩く。【フェイズ1】
ロックサウン解除段階に入ったアイルランド、ダブリンの街を歩く。【フェイズ2】
フェイズ4の項目が前倒し
次のフェイズ4で解禁予定だった幾つかの項目が、今回のフェイズ3に持ち越されています。詳しくは在アイルランド日本大使館の案内をご確認ください。在愛日本大使館の仕事の早さには脱帽です。在住者として心強い限り。
そして個人的に驚いたのは、下記項目が解禁となったことですね。
- 屋内ジム・ダンススタジオの再開
- 劇場など、文化施設の再開
- カフェ・レストラン・パブの再開
いわゆる、「三密」バリバリな施設やアクティビティですが、再開となります。すごい。
ついにパブも再開!※レストラン利用の場合のみ
アイルランド史上こんなにも長い期間パブが閉まる…なんてことはかつてあったのでしょうか。アイルランドの人々にとってものすごく大きな出来事だったはず。
そして6月29日、ついにパブが再開ということで早速、行ってまいりました。



正直もっとたくさんの人で溢れかえるのかと思っていましたが、意外にそんなこともなく、静かに飲むことができました。

久しぶりのパブ、久しぶりのギネス…感慨深いものがあります。ここはいわゆるガストロ・パブ的なご飯も美味しいパブなので、いつもより多めにオーダーしてしまいました。
再開したといっても通常通りの営業はまだ先で、この日も10時頃に閉店となりました。その後街を歩きましたが、やっぱりいつもより閑散としています。

全面解禁の兆し
今回の3月からの学校閉鎖→ロックダウン→5月からの段階的解除…の流れをダブリンで体験してみて驚いたことは、おおらかで大雑把なアイルランド人(政府)がものすごく慎重に、かつ冷静に動いたことです。島国、ということもあるかもしれませんが他のヨーロッパ諸国に比べても新規感染者数の減少は早かったように思います。
いよいよ全面的なロックダウン解禁の兆しが見えてきたアイルランド、フェイズ3に入ったダブリンと再開後のパブの様子でした。
参考:
アイルランド新型コロナウイルス感染症(ビザ・学校等)情報まとめ
ロックダウン・イン・アイルランド
※撮影で使用したスマホ。