ロックダウン解除段階に入ったアイルランド、ダブリンの街を歩く。 【フェイズ2】
2020年5月18日より、アイルランドでは段階的なロックダウンの解除が始まっています。解除段階の詳細は当ブログ記事『アイルランド新型コロナウイルス感染症(ビザ・学校等)情報まとめ』をご参照ください。
そして本日6月22日から、解除段階は新たなフェイズへと移行しました。例のごとく、日用品の買い出しついでに街の様子を撮影したのでご紹介します。
参考:ロックダウン解除段階に入ったアイルランド、ダブリンの街を歩く。【フェイズ1】
解除フェイズ、前倒しの発表
街の様子を紹介する前に…先日レオ・ヴァラッカー首相から重大発表がありましたね。なんと、フェイズ毎の緩和、解除項目がいくつか前倒しされ、最終フェイズの開始がひとつ前のフェイズ4へと短縮される、とのことです。楽観視はできないですが、予想よりも早く、ロックダウン前の状態に戻る可能性が高くなってきました。
在アイルランド日本大使館のサイトに詳しい内容が記載されています。アイルランド渡航を考えている方は要チェック。
→https://www.ie.emb-japan.go.jp/files/100062600.pdf
新たなフェイズ、シティセンターの様子
さて、本日から新たなフェイズに入り、移動可能範囲が20キロまで広がりました。本当に久しぶりにシティセンター(ダブリン中心部)に行きました。街のもろ中心部です。3月の頭に歩いた以来なので、約3ヶ月ぶり。
快晴だったので自転車で走るのも気持ちよさそう!と思ったんですが、前回との比較も兼ねてダブリンバスで移動しました。一階・二階席ともに、確実にフェイズ1開始初日に乗ったときより乗客は増えています。とはいっても、まだまだ通常のダブリンバスの乗客数に比べると、半数以下です。



北側にあるお気に入りのアジア系の食材屋さんにも、ひさびさに足を運びました。併設するアジアンレストランではなんと、店内利用も可能でした。一方で、近くのカフェではまだお持ち帰り対応のみ。そこらへんのルールは各店舗、それぞれで判断してるみたいですね。


アーケードも再開
驚いたのは小さなお店が多くて全然オープンエアーじゃない「George’s Street Arcade」がオープンしていたこと。
人が密集する場所なので「大丈夫か!?」と少し心配になってしまいましたが、入場制限はされているみたいです。ダブリンでも好きな場所のひとつなので、嬉しいですね。


緩和・解除段階の調整はまた起こりそう
前回街へ繰り出したフェイズ1の時に比べると、明らかに街や人々の様子は変わってきています。
今日見た限りでは、アパレル、雑貨屋、楽器屋、健康食品専門店などのお店は再開しているところが多く、いくつかの飲食店もお持ち帰り対応中心に営業を始めています。とはいえ、各店舗で規制ルールは曖昧で、対応もバラバラです。そのあたりもアイルランドぽくて、逆に安心感がありました。笑 良い意味でピリピリした緊張感が抜けてきたのかもしれません。
解除段階に入り、どばっと人が街に出てきた感じがしていたので「また感染者が爆発するのでは…」と懸念していたのですが、デイリー感染者数を見る限りは新規感染者数は減っています。本日も一ケタ台です。ウイルスについてはまだまだわからないことが多く、もちろん楽観視はできない状況ではありますが。
そして、今回のフェイズの二段階目に差し掛かる直前に「緩和・解除段階の前倒し」が発表されています。この調子だと今後もまだまだ動きはありそうですので、留学を考えている方は常に情報をチェックしましょう。
以上、快晴のフェイズ2開始の初日、アイルランド、ダブリンの様子でした。

参考:
アイルランド新型コロナウイルス感染症(ビザ・学校等)情報まとめ
ロックダウン解除段階に入ったアイルランド、ダブリンの街を歩く。【フェイズ1】
※撮影で使用したスマホ。